在学生の方へ
今年度よりご入学された方、また新年度から新たな学習を始める方に、入学後の卒業(または修了)までの学習の流れをご説明します。
卒業正科生
修了科目履修生/特修正
入学後、大学より「学生のしおり」をはじめとする学習補助教材等が届きます。
通信授業で使用するテキスト(教科書)は一般書店等で販売されている市販テキストを使用しますが、これらのテキストは学生個人での購入・調達となります。なお本学の教科書販売指定書店を利用することで、特別価格での購入が可能です。
通信教育の学びは「通信授業」と「面接授業」の2本柱で進みます。以下では、それぞれの学習の進め方を解説していきます。「通信授業」はテキストをもとに自宅で作成する“リポート作成”、と知識習得の認定試験となる“筆記試験”(リポート試験・単位修得試験)の二つを伴います。「通信授業」と「面接授業」の両方の学習が必要な科目もあります(両方を取得しないと単位認定になりません)。
1.リポート作成
学生ポータルサイト「学習支援システム」上で公開している『学習指導書・リポート課題』を参照し、学習指導書に掲載された各科目の設題の意図をしっかりととらえ、必要なデータや事実を理論的に組み立て結論を導き出すことが重要です。
リポート課題は、原則的に科目の単位数に相当する量が出題されます。(2単位科目のリポートは設題2問分作成することになります。デザイン美術学科の場合は、単位数以上の課題が出ることもあります。)
※原稿用紙・リポート用紙については、以下からダウンロードできます。
(文具店などで市販のものを購入し使用することも可能)
※パソコンによる提出の場合、印刷用紙のサイズはA4で設定してください。
2.リポート提出
リポートが完成したら、設題ごとに必ず表紙を作成し、添付してください。リポートの種類によって、表紙は異なりますが「科目名」「設題名」「学生番号」「氏名」の記入が必要です。さらに、リポート表紙の上に、入学時に配付されたリポート附票(OCR用紙)を添付してください。この2点をセットしたのちリポート送付用封筒に入れ、投函または事務室へ提出してください。
※入学時に配付したリポート附票(OCR用紙)がなくなった場合は、本学リポート係まで請求してください。(郵便、FAX、メールで請求できます。)
※リポート送付用封筒は、市販の封筒でも構いません。リポート送付の際の注意事項と料金は、「学生のしおり」の第1章 学習要領および第5章 福利厚生を参照してください。
3.リポート評価
提出されたリポートは、担当教員の添削を受け1~2ヵ月後に返却されます。評価はA~Dの4段階です。 評価が“D”となった場合は不合格となります。リポート附票のコメント欄には、採点教員によるリポートの問題点が書かれていますので参考にし、返却された日より1ヶ月以内にリポートを書き直し、再度提出してください。
【 単位修得試験について 】
1.受験地登録
WEB上に掲載された年間スケジュールを参照し、学習支援システムで受験手続を行うか、大学所定の「受験地登録はがき」を提出してください。1日の試験で最大4科目の登録・受験が可能です。
※受験地登録はがきが無い場合は、本学試験係まで請求してください。(郵便、FAX、メールで請求できます。)
2.受験許可の確認
受験申請後、大学事務室による確認作業を経て、登録科目の受験が許可されます。受験許可された科目は、学習支援システムで確認できます。
3.受験
受験許可証に記された日に指定の会場で受験してください。 試験時間は1科目につき1時間です。
4.受験結果
試験結果は、受験日翌月の1日~9日頃に学習支援システムで確認できます。評価は優~不可の4段階です。評価が“不可”となった場合は不合格となり、再度同じ科目の試験を受ける必要があります。再試験の手続きは通常の試験と同様ですが、手数料が1科目につき400円必要です。
1.受講科目の決定
入学時に配付の『スクーリングのしおり』またはWEB上に掲載されたスクーリング日程表を参照し、受講計画を立てます。体系的に順序立てて学ぶことが出来るよう、各科目にはそれぞれ配当年次が設けられています。原則的にはそれぞれの当該年次の科目を履修してください。
1時限:9:30~11:00
2時限:11:10~12:40
3時限:13:20~14:50
4時限:15:00~16:30
5時限:16:40~18:10
【大阪以外】1~5限の科目
1時限:9:00~10:30
2時限:10:40~12:10
3時限:12:50~14:20
4時限:14:30~16:00
5時限:16:10~17:40
【大阪以外】1~4限の科目
1時限:9:30~11:00
2時限:11:10~12:40
3時限:13:20~14:50
4時限:15:00~16:30
2.手続き書類の提出
希望科目の受講登録を行います。
3.受講許可書の発行
申請期間終了後、大学事務室による確認作業を経て、登録科目の受講が許可されます。受講許可された科目は、学習支援システムで確認できます。大学より受講許可となった科目については、スクーリング出席が可能となります。日程、クラス等を再度確認してください。
4.テキストの準備
受講許可となった科目については、本学ホームページ学習⽀援システムで学習指導書を確認し、必要なテキストを準備してください。通信授業科目同様、本学の教科書販売指定書店を利用し、購入することが可能です。
5.スクーリング受講
受講許可となった科目については、スクーリング出席が可能です。
受講許可証・スクーリングに必要な教材や用具類を持参して、所定の会場にて受講してください。
6.受講結果
受講1~2ヶ月で、スクーリングの評価が確認できます。
評価が“不可”となった場合は不合格となり、再度同じ科目のスクーリングを受講する必要があります。(受講費用も再度支払う必要があります。)
実習とは、幼稚園教諭・保育士になるための必須科目であり、教育や保育の現場で、直接子どもや保護者、職員と触れ合うことにより、知識や技術の修得をめざす科目です。
通信授業(テキスト)や面接授業(スクーリング)で学んだことを基礎にして、保育の意義や目的を理解し、自らが現場で体験、学習することで、適切な補助、指導、判断、技術など総合的な実力を身につけ、専門職としての水準に到達できるよう自己評価や検証を行うことを目的としています。
(1)科目等履修生
基本修業年限(履修登録期間)は1年間です。基本修業年限経過後は、履修状況に関わらず年度末(4月入学生は3月末、10月入学生は9月末)に修了します。
(2)特修生
規定の在籍年数に達し、修了要件を満たす(5科目10単位の修得及び面接試験の受験)ことで、3月・9月いずれかの時期に修了します。修了後、入学手続を済ませたら、いよいよ正科生としての学習がスタートします。