在学生の方へ

 

学習を始めるには

今年度よりご入学された方、また新年度から新たな学習を始める方に、入学後の卒業(または修了)までの学習の流れをご説明します。

1.配本(補助教材の配本およびテキスト購入)

入学後、大学より「学生のしおり」をはじめとする学習補助教材等が届きます。
通信授業で使用するテキスト(教科書)は一般書店等で販売されている市販テキストを使用しますが、これらのテキストは学生個人での購入・調達となります。なお本学の教科書販売指定書店を利用することで、特別価格での購入が可能です。

2.通信授業/面接授業

通信教育の学びは「通信授業」と「面接授業」の2本柱で進みます。以下では、それぞれの学習の進め方を解説していきます。「通信授業」はテキストをもとに自宅で作成する“リポート作成”、と知識習得の認定試験となる“筆記試験”(リポート試験・単位修得試験)の二つを伴います。「通信授業」と「面接授業」の両方の学習が必要な科目もあります(両方を取得しないと単位認定になりません)。

●通信授業 (リポート提出)
テキストを丹念に読み、内容を理解したのち科目に課せられたリポート課題を作成、提出します。

1.リポート作成

#

学生ポータルサイト「学習支援システム」上で公開している『学習指導書・リポート課題』を参照し、学習指導書に掲載された各科目の設題の意図をしっかりととらえ、必要なデータや事実を理論的に組み立て結論を導き出すことが重要です。
リポート課題は、原則的に科目の単位数に相当する量が出題されます。(2単位科目のリポートは設題2問分作成することになります。デザイン美術学科の場合は、単位数以上の課題が出ることもあります。)

※原稿用紙・リポート用紙については、以下からダウンロードできます。
(文具店などで市販のものを購入し使用することも可能)
※パソコンによる提出の場合、印刷用紙のサイズはA4で設定してください。

#

質問用紙の活用

テキストを読み進める中、またはリポート課題作成上において生じた疑問や質問については、 『学習指導書・リポート課題』に掲載されている「質問用紙」をFAX、または郵送するか、質問内容をメール送信することで、担当教員 の指導を受けることができます。

注意
メールを利用して質問する場合は、質問表への記載事項(氏名、学生番号、返信先)をメール本文に明記してください。

2.リポート提出

リポートが完成したら、設題ごとに必ず表紙を作成し、添付してください。リポートの種類によって、表紙は異なりますが「科目名」「設題名」「学生番号」「氏名」の記入が必要です。さらに、リポート表紙の上に、入学時に配付されたリポート附票(OCR用紙)を添付してください。この2点をセットしたのちリポート送付用封筒に入れ、投函または事務室へ提出してください。

#

※入学時に配付したリポート附票(OCR用紙)がなくなった場合は、本学リポート係まで請求してください。(郵便、FAX、メールで請求できます。)
※リポート送付用封筒は、市販の封筒でも構いません。リポート送付の際の注意事項と料金は、「学生のしおり」の第1章 学習要領および第5章 福利厚生を参照してください。

3.リポート評価

提出されたリポートは、担当教員の添削を受け1~2ヵ月後に返却されます。評価はA~Dの4段階です。 評価が“D”となった場合は不合格となります。リポート附票のコメント欄には、採点教員によるリポートの問題点が書かれていますので参考にし、返却された日より1ヶ月以内にリポートを書き直し、再度提出してください。

●通信授業(筆記試験)
リポート課題の提出後、筆記試験(単位修得試験、リポート試験)へとすすみます。筆記試験は受験手続が必要です。

【 単位修得試験について 】

1.受験地登録

WEB上に掲載された年間スケジュールを参照し、学習支援システムで受験手続を行うか、大学所定の「受験地登録はがき」を提出してください。1日の試験で最大4科目の登録・受験が可能です。

注意1
試験申込の受付期間は受験希望日の前月の1日~15日(郵送の場合は必着)です。
(6月に受験希望の場合は、5月1日~15日が受付期間となります。)

※受験地登録はがきが無い場合は、本学試験係まで請求してください。(郵便、FAX、メールで請求できます。)

注意2
単位修得試験は当該科目のリポート課題の提出が受験要件となります。なお、リポート課題が不合格だった場合でも受験は可能ですが、当該科目の単位認定はリポートと試験の両方の合格が必要です。

2.受験許可の確認

受験申請後、大学事務室による確認作業を経て、登録科目の受験が許可されます。受験許可された科目は、学習支援システムで確認できます。

注意
試験日の1週間前より「受験許可証」が印刷可能となります。「受験許可証」は試験の際の受験票となりますので、試験日当日は必ず印刷・持参してください。

3.受験

受験許可証に記された日に指定の会場で受験してください。 試験時間は1科目につき1時間です。

4.受験結果

試験結果は、受験日翌月の1日~9日頃に学習支援システムで確認できます。評価は優~不可の4段階です。評価が“不可”となった場合は不合格となり、再度同じ科目の試験を受ける必要があります。再試験の手続きは通常の試験と同様ですが、手数料が1科目につき400円必要です。

●面接授業
面接授業(スクーリング)では、大学キャンパス等で担当教員の行う授業に実際に参加・受講することで、自宅学習では得られなかった経験を積むことができます。

1.受講科目の決定

入学時に配付の『スクーリングのしおり』またはWEB上に掲載されたスクーリング日程表を参照し、受講計画を立てます。体系的に順序立てて学ぶことが出来るよう、各科目にはそれぞれ配当年次が設けられています。原則的にはそれぞれの当該年次の科目を履修してください。

注意1
スクーリングは学科や授業形態によって、夏期・春期・週末・学外と5つの日程を設定しています。各学科によりスケジュールは異なります。
注意2
スクーリングは講義形態により履修時間が異なります。
■講義・演習形式1単位⇒4時限×2日
     〃  2単位⇒5時限×3日
注意3
授業時間は以下の通りです。通常、丸一日を要しますので、計画的にスケジュールをたてる必要があります。
【大阪会場】

1時限:9:30~11:00
2時限:11:10~12:40
3時限:13:20~14:50
4時限:15:00~16:30
5時限:16:40~18:10
【大阪以外】1~5限の科目
1時限:9:00~10:30
2時限:10:40~12:10
3時限:12:50~14:20
4時限:14:30~16:00
5時限:16:10~17:40
【大阪以外】1~4限の科目
1時限:9:30~11:00
2時限:11:10~12:40
3時限:13:20~14:50
4時限:15:00~16:30

2.手続き書類の提出

希望科目の受講登録を行います。

注意
“夏期・春期 週末スクーリング”と“学外スクーリング”では手続き方法が異なりますのでご注意ください。

3.受講許可書の発行

申請期間終了後、大学事務室による確認作業を経て、登録科目の受講が許可されます。受講許可された科目は、学習支援システムで確認できます。大学より受講許可となった科目については、スクーリング出席が可能となります。日程、クラス等を再度確認してください。

4.テキストの準備

受講許可となった科目については、本学ホームページ学習⽀援システムで学習指導書を確認し、必要なテキストを準備してください。通信授業科目同様、本学の教科書販売指定書店を利用し、購入することが可能です。

注意
テキストは大学内で購入することはできません。テキストを忘れた場合、科目の理解が不十分になるだけではなく、評価に影響することもあります。スクーリング前に必ず各自準備をしてください。通信授業科目同様、本学の教科書販売指定書店を利用し、購入することが可能です。

5.スクーリング受講

受講許可となった科目については、スクーリング出席が可能です。
受講許可証・スクーリングに必要な教材や用具類を持参して、所定の会場にて受講してください。

⼤阪芸術⼤学短期⼤学部(⼤阪学舎)

6.受講結果

受講1~2ヶ月で、スクーリングの評価が確認できます。
評価が“不可”となった場合は不合格となり、再度同じ科目のスクーリングを受講する必要があります。(受講費用も再度支払う必要があります。)

3.実習/保育学科及び一部の科目等履修生 

実習とは、幼稚園教諭・保育士になるための必須科目であり、教育や保育の現場で、直接子どもや保護者、職員と触れ合うことにより、知識や技術の修得をめざす科目です。
通信授業(テキスト)や面接授業(スクーリング)で学んだことを基礎にして、保育の意義や目的を理解し、自らが現場で体験、学習することで、適切な補助、指導、判断、技術など総合的な実力を身につけ、専門職としての水準に到達できるよう自己評価や検証を行うことを目的としています。

4.卒業/修了

●卒業
短期大学卒業資格(短期大学士)を取得。保育学科の学生は幼稚園教諭2種免許、保育士資格、社会福祉主事任用資格を取得して卒業します。
※幼稚園教諭2種免許、保育士資格については卒業後に各証書が届く場合もあります。
●修了

(1)科目等履修生

基本修業年限(履修登録期間)は1年間です。基本修業年限経過後は、履修状況に関わらず年度末(4月入学生は3月末、10月入学生は9月末)に修了します。

(2)特修生

規定の在籍年数に達し、修了要件を満たす(5科目10単位の修得及び面接試験の受験)ことで、3月・9月いずれかの時期に修了します。修了後、入学手続を済ませたら、いよいよ正科生としての学習がスタートします。